◆大西園三十周年によせて
三十周年、誠におめでとうございます。想いおこせば三十数年前に全国愛農会井上順二事務局長のご案内で樫葉好次先生宅に私と赤座氏と数名にてお邪魔させていただきました。
ご丁寧に親しく、私達にみかんのこと、農業のこと、人生のこと、村のことをお話しくださいました。その後は、年に一回の生活クラブ親生会の総会で樫葉先生にお会い出来ることが唯一の楽しみでした。他言無用な人生と農業の大事なお話をたくさん教えてくださいました。私が今日まで百姓として、旭愛農の代表として、いくつもの試練がありましたが先生の御教えが大きな心の支えとなりました。「良き先輩 良き師」と心より感謝しております。
いよいよあらゆる人々が信奉している経済効率一辺倒な近代農業、農と食のグローバルスタンダードの農的、社会的副作用が表面化し、今総決算の時代に突入したと感じます。
すべて効率とマネー。弱肉強食の時代。しかし、今こそ太陽と大地の僕。私達、農業者が連携と底力を発揮する時でしょう。そして、安全で美味しい農作物に自然の、生命のメッセージをのせて心ある大勢の食する方々に対して持続的に供給し、「これが日本型の農業である」とモデルを示し、農業が生命と平和の創造と継承に多くの役割を果たせることを大西園グループ、旭愛農グループ共にやっていこうではありませんか。
今後も樫葉さんとその仲間達が益々力を合わせて活力ある平和で穏やかな家づくり、村づくりに邁進されますことを心より祈念いたします。
三十周年、心よりお祝い申し上げます。
平成20年4月3日
大松 秀雄